今日は、こんな悩みに答えていきます!
先に言いたいことは、分からないことを前向きに調べるのは本当に良いことだと思います。
→なので、このページがあなたの悩みを解消する手助けになればという想いで、僕も頑張って書きます!
fa-check本記事の内容
この記事では、これらツールの違いをイメージで捉えられるように、具体例を用いつつ解説します。
- すべて別の役割を持ったツールです【鳥瞰図を掲載】
- サーチコンソール【どんな文字でググって来たのかを見るもの】
- GAは【サイト内のページ閲覧回数を見るもの】
- データポータル【GAとサチコのデータを集約して表示する掲示板】
- GTM【サイトに複数のツールを入れるときの取りまとめ役】
→意外にこの違いを理解できている人が少ないので、今日を良い機会にきちんと理解しましょう!
fa-check本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、サラリーマンでありながら社内で300人以上にウェブ知識を教えています。
今回は、ウェブ初心者でも簡単に理解できるよう、以下アクセスログツールが何かを解説します。
・Google Analytics
・Google データポータル
・Google Tag Manager
ウェブを始めたばかりの人は、「自分は技術力がないのでツールのことが全然分からない」と考えるものですが、実は誰でも簡単に理解するコツがあるのです。
実際に、僕はこの記事で紹介する説明や方法で、社内のウェブ初心者300人を育てました。
この記事に書いてあることを頭に入れておくと、会社の打ち合わせやご自身の作業がしやすくなると思います。
前置きはこの辺にして、早速はじめていきましょう。
目次(押すとジャンプできます)
すべて別の役割を持った無料ツールです【鳥瞰図を掲載】
まず初めに、今回紹介するツールの全体像をお見せします。
→通称:サチコと呼び、あなたのブログに読者さんがどういった検索キーワードでググって来たのかを確認する事ができるツールです。
②Google Analytics
→通称:GAと呼び、あなたのブログにやってきた読者さんがどんなページを何回閲覧したかを確認する事ができるツールです。
③Google データポータル
→通称:データポータルと呼ばれることが多く、①と②のデータを一緒に見ることが出来るツールです。
④Google Tag Manager
→通称:GTMと呼ばれ、①〜③はデータを見るツールだったのに対し、これはツールを埋め込むためのツールです。
→もし、上記説明で分かりづらかった場合は実際の世界で例えてみると良いかもしれません。
例えば、あなたが本屋(1階は子供向け、2階はビジネス書)を運営しているとします。
この本屋をお客さんがどうやって知ったのかをサチコで調べ、1階2階それぞれに何人訪れたかをGAを使って調べられるってイメージです。
ただ、サチコとGAをそれぞれで確認するのって手間ですよね。
なので、スマホのホーム画面のようにあなた専用のダッシュボード(掲示板的な画面)を作るのがデータポータルです。
それでは、もう少しそれぞれのツールを解説していきます。
サーチコンソール【どんな文字でググって来たのかを見るもの】
サチコはあなたのサイトがGoogleの検索結果に何回表示され、そのうち何回クリックされたかを調べることができます。
このツールを使う理由は次の2点です。
・狙ったキーワードでの読者を獲得できているか
・Googleからメッセージを受け取る
ブログ記事を作成する際に意識する検索キーワードが実際にそのように検索されて記事来ているかを確認する事ができます。
たまに、「こんな検索キーワードで来ているんだ!」と新発見があったりします。
また、意外に重要な機能として、Googleからのサイトに関するメッセージを受け取る機能もあります。
例えば、あなたのサイトが何らかの原因でアクセスできない、もしくは、Googleが規定するルールに反しているものが合った場合のメッセージを受け取ることになります。
fa-arrow-circle-rightサチコはGAほど知名度が無いのですが、個人的にとても大事なツールだと思います。
GAは【サイト内のページ閲覧回数を見るもの】
GAは主にブログ(ウェブサイト)にやってきた読者さんがどのページを何回見たかを計測するためのツールです。
このツールを使う理由は次の2点です。
・サイトの規模や特徴を知ること
・改善ポイントを知ること
サイトの規模や特徴とは、あなたのサイトに毎日どれぐらいの人が来ているのかや、PC/スマホどっちからの割合が多いのかなどの大枠を把握することです。
この特徴を知ることで、PCとスマホどっちの見た目を重視してサイトを作ったほうが良いのか?などが見えていきます。
「改善ポイントを知る」とは、入力→確認→完了という画面遷移があった場合に「全員完了画面まで行けているよね?」って確認をすることです。
これ、数字で見たら分かるのですが意外に途中離脱が多いですよ。
fa-arrow-circle-right以上のような形で、GAはサイト内の健康診断的に使われることが多いツールです。
・無料で使える
・今ではウェブサイトに入っていないことがほぼ無いツール
・「GA 使い方」でググると情報がいっぱい出てくる
・GA4(バージョン4)という後継機が2020/11月に出てき始めた。
データポータル【GAとサチコのデータを集約して表示する掲示板】
次にデータポータルの説明です。
ここまで説明して来たGAとサチコは有用がゆえに、次のような悩みがあります。
・見れるデータが多い
・GA、サチコそれぞれで見なければいけない
・他者と共有するには手間がかかる
これに対して、データポータルは次の特徴があります。
・GAとサチコのデータをまとめて見れる
・ほしい情報だけに絞って定点観測することができる
・共有URL一つで同僚にシェアすることができる
→特に一番最後の、同僚とシェア出来るのが大きなメリットだと僕は思います。
例えば、会社の上司に「アクセス状況を報告してほしい」みたいな指示を受けて、都度対応していては骨が折れるものです。
fa-arrow-circle-rightそんな時に「このダッシュボードに情報があります!」とシンプルに案内できます笑
これは一例ですが、データを定点観測するには便利なツールであることは間違いないです。
GTM【サイトに複数のツールを入れるときの取りまとめ役】
最後にGTMの解説をします。
ここまではデータを計測する視点でしたが、GTMはツールを埋め込む時に活躍します。
でもちょっと、その前に前段です。
・GAのようなツールを使うには、各ページに専用のプログラムを埋め込む必要がある
・このプログラムのことを「タグ」という
・タグが埋め込みされたページが読者に閲覧される度に「このページ読まれたよ、閲覧数を1カウントしてね」とGoogleのシステムに送信されている
→GAだけならまだしも、ウェブにはヒートマップツールなど様々なツールが存在しており、それを1個1個ページに埋め込みするのは面倒ですよね。
そんなときに、GTMが大活躍します。
・複数のツールの代わりに、ウェブサイトに埋め込みされる(GTMのタグを埋め込みします)
・そのGTMの管理画面でGAやヒートマップなどのツールを後から登録する
おそらく、このあたりで…
私も理解するのにめっちゃ時間がかかりました。ただ、このツールを理解すると一気に知識が増えるので頑張りましょう。
僕が最近受けた点滴がまさにGTMに似ていたので、それと混ぜて説明します。
あなたが体調を崩して点滴を受ける際、その状態に合わせてお医者さんがチョイスした薬が投与されますよね。しかも、1パックで終わることもあれば、2パック目を投与されることもあります。
この際に、投与される回数分だけ注射針を抜き差しされたらどうですか?
さすがに、とんでもない状況ですよね笑
fa-arrow-circle-rightつまり、点滴は注射針は1回だけ刺さっている状態で、投与される薬を後ろ側で抜き差ししています。
これと同じように、ウェブサイトにはGTMのタグだけが埋まっている状態で、その管理画面からツールA、ツールBを後から追加することができるのです。
説明が長くなりましたが、GTMが各種ツールを管理するものだと分かっていただけたかと思います。
まとめ
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
ここまで読んでくださったあなたは、各種ツールの説明が次のとおりであることが分かると思います。
・サチコ:どんな文字でググって来たのかを見るもの
・データポータル:GAとサチコのデータを集約して表示する掲示板
・GTM:サイトに複数のツールを入れるときの取りまとめ役
ウェブに触れていると、ツールが沢山あって混乱しがちです。
ただ、こうやって一歩引きながら役割で考えると理解しやすいと思います。
今日はこれで終わりたいと思います。
おしまいっ!