「突然、Web担当部署に異動することになった汗」「配属まで少しだけ期間があるので何かしたい!」「でも、まず何をしたら良いのかが分からない…」
こういった初心者Web担当者の疑問に答えます。
この記事を書いている私も数年前はWebド素人でした。
子供と遊園地で遊んでいる際に、突然の上司から連絡でWeb担当部署への配属を告げられ、あたふたしたのを鮮明に覚えてます。
しかし、そんな素人の私がこのページで紹介する方法を毎日実践することで今では200人以上の愛弟子を持つWeb担当者になっています。
このページでは「ググり方を身につけると人生が変わる」という話と、その具体的な方法をシェアしていきたいと思います。
目次(押すとジャンプできます)
異動でWeb担当部署へ。初心者が初めに学ぶべき事
それは、Googleでの検索力を付けることです。
いわゆるググり力です。
「Googleでの検索ってそもそもスキルとかいるの?単純に検索キーワードを入れたら良いんじゃないの?」と思うかもしれません。
実は、普段意識していないググりでもコツがあるのです。
この記事を読んでできること
- 配属までに取り組むべきことが分かる
- 疑問を自己解決できるようになる
- 自分でどんどん成長できる
このページに書いてることを実践すると、あしもとの不安解消もそうですが、配属後にも十分活用できるスキルが身につきます。
このスキルあれば自分に必要な情報を自由自在に手に入れることができます。
初心者Web担当がよくやりがちな間違い
- 専門知識を身につけようと本を読む
- とりあえずHTML/CSSを自分で作ろうとする
よくある事例として、初心者は初めに専門知識・技術力をつけようと本を買ったり、HTML/CSSを作りがちです。
この行動自体は良い姿勢なのですが、長続きしないことが大半です。
なぜなら、実践に紐付けることができないからです。
ググる能力をつけるメリット
- 自分で悩みを解決できる
- 悩みを解消する時間が速い
- 最新の情報を収集できる
できるWeb担当者はググる能力がとても高いです。
ちなみに私の周りでひと目置かれている同僚もみな共通してググる能力が高いです。
ググり力を向上させると自分で悩みを解決できるようになります。すると、人に悩みを聞かなくて済むので自分に時間が生まれます。
本当に時間が生まれるの?と感じるかもしれませんが、誰かに「なになにを教えて」ってメールを送っても自分の思ったピンポイントの答えが返ってこず、「背景は?」「目的は?」など2,3通のメールのやりとりが発生する姿が容易に想像出来るかと思います。
またGoogle検索を自由に操れるようになると、変化が激しいデジタル世界で最新情報を常に把握でき、その結果、社内でもひと目置かれる存在になります。
こうなると、現業の"作業"にばかり目が行くのではなく、「こういうサービスを作ったら面白いかも」という感じで思考の幅が広がっていきます。
ググり方の基本
- 3つの検索キーワードを意識すべし
- 情報鮮度を意識すべし
fa-checkまずは自分が欲しい情報をピンポイントで検索する方法として、「3つのキーワードを入れる方法」が一番ベストです。
なぜなら、3つのキーワードを入力することによってGoogleが保持する膨大なデータの中からあなたが欲しい情報を良い感じに抜き出すことができるからです。
イメージは大カテゴリ(テーマ)、中カテゴリ(状態・大カテゴリを詳細化したテーマ)、小カテゴリ(知りたいこと)の順で記載する感じです。
例えば、「Web担当者 初心者 学ぶ」などです。
Google検索結果の最上段には検索でひかかった記事の件数が表示」されています。
もし、これが「Web担当者」だけだと以下のように約2億件ととんでもない数でひかかっています。件数はその時々で変化しますので、ざっくりな数字と思ってください。
これを前述のように「Web担当者 初心者 学ぶ」と入力すると約3百万件 とある程度のボリュームで歯乗り込めたのが分かるかと思います。
この検索結果は多すぎても、少なすぎても欲しい情報が取れない特性を持っているので何件がベストとは断言できません。ただ、私のノウハウとして3つのキーワードを入力すると一番良いレベル感の結果を得ることができます。
fa-check検索条件に鮮度を加えると自分の欲しい情報にたどり着きやすくなります。
具体的にはGoogleの検索結果に表示される[すべて][ニュース][画像]・・・というタブの中に[ツール]があるので、その中の[期間指定なし]を押下します。すると、1時間、24時間・・・1年など情報鮮度を意図的に決定することができます。
この中で私が頻度高く使うのは「1週間以内」と「1年以内」です。
最新情報を手に入れたい場合は1週間以内を、ある程度成熟した情報を手に入れたい場合は1年以内を選択します。
ちなみにそれ以外の[1時間以内]なども気になると思います。実際にやってみると分かるのですが、コピーサイトや変なサイトなどが多くひかかってきてしまい、オススメではないです。
オプションを使うとより、効率的
3つのキーワードと情報鮮度を切り替えすることが基本的な方法ですが、これで検索しても本意じゃないサイトが出てきてしまうことが良くあります。
そんなときは、検索エンジンのオプションを利用します。
※上記サイトは「Google 検索 オプション」で検索することができます。
例えば、「Web担当者 初心者 学ぶ」の検索結果から"講座"と含まれている検索結果を除外したい場合はハイフンを用いて「Web担当者 初心者 学ぶ -講座」と検索します。
オプションは沢山あって覚えてられないよって方も多いと思います。
そんなときは「除外を意味する-(ハイフン)」と「特定のサイトのみを検索する(site:)」だけを覚えていきましょう。
なぜなら、実務で一番使うオプションだからです。
プラスα:プライベートでも活用可能
今回紹介したググり力はプライベートでもとても役に立ちます。
具体的にはご自身が気になっているサービス(スマホ、インターネット)やお店の割引セールを探し出すのに重宝します。
例えば、「お店名 地域名 割引セール」と入力し、期間を1週間と選択すると、結構な確率でお得情報を手に入れることができます。
なので、ググり方は日常生活から練習、結果を得られやすいのでぜひ試してみてください。
最後に少し価値観の話:手を動かそう
今このページを読んでいる時は「へーそうなんだ!」「なるほど、勉強になった。」ととても新鮮な気持ちになっていると思います。
しかし、これはあくまで"知っている状態"であり、スキルとして身に付いている状態ではありません。
なので、必ずこの記事を見返して自分の手で作業をしましょう。
ここまで言うのは、私も過去同様の経験があるからです。
私の場合、専門知識たっぷりなブログを1ヶ月ほど毎晩あさり続けました。1ヶ月後、残ったものは読んだことあるような・・・というざっくりした記憶のみでした。
つまり、その一ヶ月でスキルになったことはゼロでした。
なので、このブログをみたあなたはぜひアクションを起こしましょう。
次のアクション
まずは3つのキーワード+情報鮮度でのフィルタ検索をやってみましょう。
あなたが良く使うお店で割引キャンペーンをやっているかを調べてみましょう。
行動せずに知識で終わってしまうか、一度でも検索にトライしてみるか、運命の分かれ道です。
あなたはどっちの道を選びますか?
おしまいっ!!